親にカミングアウトをするかもしれない話

 

こないだ親と話したときに、わたしの友人らとの1+1=1+1みたいな関係性だったり、恋愛や性的な惹かれからだれかとパートナー関係を結ぶという可能性が低いことだったりをわかった上で、「あなたはどうせ結婚しないでしょう?今いる友達との関係すごいいいと思うから大事にしな。そういう関係羨ましいよ」と言ってもらえたため、この人にカミングアウトするという選択は全然ありなんじゃないか???となっている。

 

これまで苦しかったことやこれからどんな扱いを望むかみたいな話もしたいけど、わたしのこれからの生を考えたときに相談先や吐露する先がないことが多いため、少しでも味方を増やしておきたいというのが正直なところである。

大学の窓口に頼った結果マイクロアグレッションに疲れる日々の中(でももう行きませんとスパッと切れるほど精神的にも情報的にも余裕はない)、その大学から受けた扱いの苦しみだったり、就活の愚痴、身近な友人には話しにくいことの吐き出し先としてお話を聞いてくれる人がいるととても心強い。

 

誰にも言えないことは本当にしんどいことを約5年間のクローゼットだった期間に痛感した。(ちなみに今はかなり友人らにはオープンにしている)

 

 

まあ実際に相談するかは別としても、わたしがこのわたしのまま、クィアであることを誇ったまま、社会の構造に抵抗しながら生を築いていこうとする姿を応援してくれる人がいるだけでずいぶん違うだろう。

6年ほどかけてこれまで築いてきた親との関係性、「でもお母さんはこう思うよ」から「あなたはそう思うんだね」への移行を信じて、本格的にカミングアウトをする準備をしてもいいタイミングかもしれない。